インテリアテイスト「モダン」

こんにちは。

デザイナーの伊東です。

前回、インテリアにはいくつかのテイストがあるとお伝えしました。

色々とテイストの名前が出てきましたが、それぞれ「何ぞや？」という感じかと思います。

そこで今回はモダンテイストのインテリアについて紹介していきます。

モダンとは？

モダンとは「現代的」という意味です。

建築では、「過去の装飾を用いた建築様式を否定し、合理的で機能的な様式」を指します。

なのでマッピングではデコラティブではなく、シンプルの方に位置しています。

モダンテイストのインテリアの特徴

モダンテイストを構築する要素には、大きく3つ特徴があります。

①光沢感・硬質感のある素材

②直線的

③モノトーン

①光沢感・硬質感のある素材

モダンテイストのインテリアには、ガラスや大理石、ミラーなど、ツルツル・ピカピカしたものがよく使われます。

ソファーの生地もレザーや、ファブリックでも目の詰まったものを選ぶのがポイントです。

カーテンの生地もふわっとした柔らかい素材より、ツヤ感のある生地を選ぶと全体的なまとまりが出ます。

フローリングや家具で木を取り入れる場合は、木目や節がうるさくないものを選ぶようにしましょう。

②直線的

家具は曲線的な柔らかい雰囲気のものより、直線的で格好いい雰囲気のものが多いです。

ただ全部をカクカクした家具で揃えるより、

照明やサイドテーブル等の小さいもので曲線を取り入れると程よい抜け感が出ます。

カーテンは裾にウェイトを入れるとドレープのラインがしっかり出て、モダンインテリアによく合います。

ブラインドもおすすめです。

③モノトーン

モダンインテリアは色を多用するより、モノトーンで仕上げるのが特徴です。

ただ白・黒だけを使うより、濃度の違うグレーを用いたり、

差し色としてアクセントカラーを取り入れるのもおすすめです。

モノトーンでも素材感を意識して選ぶと単調にならずにまとまった雰囲気になります。

（よくインテリアコーディネーターは「反射・透過・吸収」を意識しろと言われます）

モダンにも色々あるけど？

一言にモダンと言っても、マッピングの中には色々なモダンがあります。

これは今までに説明したモダンの要素に、

どれだけ高級感があるか、またはカジュアルなのかをプラスしていくことで表現できます。

たとえば「ホテルライクモダン」はより重厚感のあるダークな色味や、下に重心のある家具をメインに選びます。

逆に「ナチュラルモダン」はより軽やかな色味で、家具も脚付きで重心が上にあるものを選んでいきます。

いかがでしたか？

次回は日本で人気の北欧テイストについて説明してきます！