天山工務店の誇り!職人技で魅せる突板仕上げと留め納まりの美学
先日ショート動画でご紹介した、リノベーション済みマンションのさらなる改良を加えた 「Beyond Renovation」シリーズ の一例を、今回はブログで詳しくお伝えします!
今回のプロジェクトでは、お客様のご要望に応じてリビングをさらに広げ、
新しく造作した三連引き戸がぴったりと四角く綺麗に納まる壁を施行しました。
この壁には、突板を使用した「留め納まり」の技術が駆使されています。
留め納まりが難しい理由
問題は、ただの壁ではなく、引き戸を綺麗に納めるためのL字型の特殊な構造であったこと。
なんとこの壁だけで、角(出隅)はなんと5か所!玄関と引き戸の部分をあわせると合計8か所。
これに、厚さわずか4㎜の突板を張り、すべての角を「留め納まり」で仕上げるという、
高度な技術が求められました。
上記左の写真はタモを薄くスライスしたもの。
上記右の写真は左のタモスライスを並べ厚さ4㎜の突板に仕上がった材です
ちりとりがかかっている壁の写真はリビングと子供部屋の間の三枚引き戸が納まる部分です。
左の写真が下地の状態で、ここにタモで作った4㎜の突板を綺麗に貼ったものが右になります。
綺麗な角がバッチリ決まってますね!!
この右の角は大工の腕が問われる「留め納まり」で作られました。
「留め納まり」とは、小口(木材の断面部分)を隠すために45度に組み合わせる仕上げ方のこと。
通常は建具や額縁の角で使われる技術ですが、
今回は4㎜の突板化粧板同士を突き付けて仕上げるという、さらに難易度の高いものでした。
この仕上げが実現したのも、天山工務店が誇る60年の経験を持つ職人の技があったからこそです。
上記は玄関開けて直ぐの一番目立つメインの”留め”
「”留め”が8か所もあるんだもの💦」職人さん結構困惑していたのですが。。。
見事に納めていただけました!!
お客様の反応
施工中、お客様も心配されて現場を訪れましたが、完成した壁を見て開口一番、
「綺麗ですね…住むのが楽しみです。ありがとうございました。」
とのお言葉をいただきました!
Beyond Renovationで叶える理想の住まい
お客様のさらなるご要望に応えるリノベーションのグレードアップ、そしてそのための職人技。
天山工務店の「Beyond Renovation」は、住まいを単なるリフォームではなく、
一歩先を行く理想の形に近づける提案を続けています。
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