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「エネルギーの源:建築家・安藤忠雄さんの話」

こんにちは。天山工務店の後田です。
今回は、いつもの現場レポートとは少し趣を変えて、
建築家・安藤忠雄さんの話をしたいと思います。

特に「安藤建築の大ファン!」というわけではないのですが、
一度だけ直接お話を聞く機会があり、
そのときの印象がとても強く残っているんです。


◆ “前人未到”をつくろうとする迫力

その日、安藤さんはおっしゃっていました。

「誰も見たことのないような建築をつくる。
そういう迫力がないと、人の心は動かせない。」

ご本人の佇まいからも、そうした言葉の“本気度”がにじみ出ていて、
あぁ、建築ってこういう気迫でつくるものなんだと、背筋が伸びるような気持ちになったのを覚えています。


◆ 内臓がなくても、世界を駆ける

現在、安藤さんはがんの治療を経て、
内臓の半分ほどを摘出されているそうですが、
それでもなお世界中のプロジェクトに関わり続けていらっしゃいます。

最近では、中国でのコンペに参加された際に、

「内臓がないのに元気なやつだから、縁起がいいって言われて勝率が上がった」

と、笑いながらお話されていたそうで。
そのユーモアとバイタリティに、ただただ驚くばかりです。


◆ 大阪の子どもたちへ、図書館を贈る

私自身、大阪出身なのですが、
安藤さんが私財を投じて、大阪の子どもたちのために図書館を建てたことも
とても心に残っています。

そして、その図書館に掲げられているのがこの言葉。

「好奇心を失わない者は一生青春」

“青いりんご”のメッセージとして語られていました。


◆ 好奇心が、建築をつづける力になる

日々忙しく働いていると、
つい“こなすこと”が優先になってしまいがちですが、
こうして時々、ふっと原点に立ち返るような話に触れると、
またエネルギーが湧いてくる気がします。

どんな年齢でも、どんな状況でも、
「まだ見ぬものをつくろう」と思える気持ちが、
建築に携わる私たちの力なのかもしれませんね。


今日はネタがなかったので、少しだけ“建築で励まされる話”でした。
また次回は現場からの報告をお届けします!

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